「なぜ、シンガポールなのですか?」
ホテルにはワイングラスがないからと渡されたビアグラスでワインをいただくとつい飲みすぎてしまったので、ワイングラスを買いに行ってきまして今夜のシメはワインとフルーツとチーズでしたメイク講師が21時をお知らせいたします。
どうしてでも飲みたいという執念は我ながら見事です。
さて、シンガポールに入りまして、3日目が終わろうとしています。
1日目は、深夜3時前にホテルに到着するというハイダメージにより、生きているだけでほぼ精一杯でしたが、ゆったりと買い出しに行ったりヨガをしたり、Personal Makeup Lesson の準備をしたりな1日でした。
2日目からPersonal Makeup Lesson がスタートし、そうそうこんな感じでしたね!と感覚をとり戻しつつ、夜は取引先の方と楽しいディナーに。
疲れた体にワインは沁みます。
そして本日3日目、たっぷりとPersonal Makeup Lesson をさせていただき、今回のうちにPersonal Makeup Lesson のアップデートしたいことあれこれを細かくリストアップしています。
夜は月に一度のストレッチレッスン。
日本にいるPTの先生とzoomを繋いで、じっくりストレッチをあれこれ。
四国にいても東京にいてもシンガポールにいても。
変わらずお仕事ができてメンテナンスやお勉強ができて。
いい時代になったものですね。
そういえば、昨夜の取引先の素敵な方に、(31歳、すごく優しいイケメン様です)
『norikoさんの生活って本当に理想的ですね』
と言っていただきました。
彼は日本で働いたことがないというなかなか個性的な日本人ですが、そんな彼にも私の自由ぷりは目に止まるようでした。(光栄です)
一方、私自身は自分が自由に生きている感覚はゼロだったりします。
(自分的には自由がないとすら思っていたりしますので致命的)
確かに40代の女性でこんな好き勝手している人ってあんまりいないのかもしれません。わかりませんが。
そして、よくご質問いただく
『なぜ、シンガポールなのですか?』
今朝もシンガポールの顧客様にご質問いただきました。
このご質問へのベストアンサーをいつも用意してなくて反省するのですが、なぜかと言いますと。
今となってはプロセスの全てを完璧に思い出せない気はするのですが、端的に言いますと
“着想的に考えていった先に自然に、もしくは必然にたどりつきました“
という、とてもめんどくさそうなアンサーとなります。
元を辿れば起業当時になるのかもしれません。
メイクボックス1つ。
椅子が1つ。鏡が1つ。
たったこれだけの要素でどこにいても完結できてしまう私のお仕事を最大限に活かす(楽しむ)には?
を自問自答する日々ですが、2015年に起業した際は、四国の田舎のさらに小さな町の中の範囲でそう考えました。
“その時ベストな場所“
に
“いつでも動けるようにしておく“
つまり、ハコもヒトもザイコも持たない働き方を死守しようと決めました。
(今はアトリエを持っていますが、しっかりと賃貸です。極論、“持って“はいません。)
とその軸はずっとブラさずに、はや9年。
徳島→大阪→東京→沖縄→福岡→神戸
(だったような)
この町はどうなんだろう?
と色々なデータや感覚や誰かのアドバイスを元に、まずはトライアルを仕掛けてみる。
そしてその結果や感覚をもとに、もう一歩進めてみる。
(いつでも撤退できるようにした上で。)
そして、そんなことをくりかえすうちに、
そろそろしっかりやってみようかな。
というきっかけやタイミングが訪れます。
シンガポールに関しては、確か
“日本でこれ以上エリアを増やすのは違う気がするなぁ“
というのをいろんな角度から考えた際に、
“でも新しい場所に行ってみたいなぁ“
と、ベトナムで起業されている先輩に相談し、ベトナム旅に連れていっていただきました。
そこでいろんな方に合わせてくださり、自分がこの国で何ができるのかを考えたり説明したり。
ピンと来たようなまだよくわからないような・・・
と考えているうちにコロナがやってきました。
海外どころではなくなったわけですが、それでもコロナが明けたらどこか海外に・・・・
とゆるく情報収集している中で、
あ、シンガポールやな
と確定しました。
(いろんな情報やデータ集めの結果です)
行ったことすら無い国ですが、とりあえず
といつものことながら、トライアルを仕掛けてみました。
なんとなく、いい気がする?
と、実行してみることに。
そしていろいろ準備をし数ヶ月。
告知を開始し、そして当日を迎えます。
こちらに知り合いはほとんどいないので、唯一の知り合い(徳島の時のお客様)misato さんにいろいろヒアリングしてアテンドしていただき、Personal Makeup Lesson にきてくださった方にいろいろお聞きしたり、会場を提供してくださっているヘアサロンさんにいろいろ教えていただいたいり。
この繰り返しを半年少々。
そして、“しっかりやってみよう“のタイミングが不意に訪れました。
そして今です。
シンガポールはもちろん日本と同じようにはいきません。
毎回ヒヤヒヤしながら、ドキドキしながら。
でも少しずつこの国を楽しめる余裕が出てきました。
今回の1ヶ月。自分の中にある課題や仮説をいつものように行ったりきたりしながら、また一歩前に進められますように。
なんでしょう。性格なのでしょう。
同じことをコツコツ繰り返しつつ、前回よりも今回、今回よりも次回。
ぎゅーっと中身が濃くなってきたり地に足がついてきたり、クオリティが上がってくるこの作業(日々)が好きなのです。
お仕事も美容もお勉強も。
(ボーイフレンドだけはそうならないのなんでですか。不思議)
大冒険も、ギャンブルも苦手ですが、こうやって小さな一歩を絶やさない人生には、結構満足しているかもしれません。
と、気がつけば長文失礼いたしました。
やっぱりベストアンサーになっていなくて反省しましたので、最後にそれぽいことを挙げてみます。
・遠すぎない外国
・英語圏
・経済が元気
・物価
・日系企業の数
・日本人の人口
・日本のコスメブランドの出店数や立地
・日本にポジティブ
・将来性
・ネットの発達
・SNSの普及
・税率
普通のことを言ってしまいました。
もっと素敵なベストアンサーまた考えておきますね。
それでは今日も1日お疲れ様でした。
noriko
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