ガラスの靴に名前を入れる図太さとか。

食事会が終わってホテルに帰ったのち、朝食を買うのを忘れていたとふらふらコンビニに向かったはずなのに、気がついたらwine barに向かっているメイク講師が17時をお知らせいたします。
我ながらいくつになっても毎日陽気に生きております。
さて、最近ふんわり考えていることの一つに、『変身願望』があります。
メイクのお仕事をしているので、少なからず、この願望に触れることがあります。
SNSで流れてくる、
“90日間のプログラムで、史上最高のワタシへ。“ みたいなコピー。
この情報にアンテナがたち、それからずっと色々考えさせられています。
某ライザップのように、3ヶ月で人生が変わる、ということは、事実としてあるのかもしれません。
かく言う私も、15kgのダイエットで、人生が変わったと感じている一人ではあります。
※「痩せると男性が荷物を持ってくれるようになるんだな」というのが当時の感想です。
その後、リバウンドを繰り返しつつも、ここ3年ぐらいは、自己管理の方法がちょっとわかったようで、
体重の大きな増減はなくなりました。
ですが、もちろん、“ダイエット“ の呪縛からは逃れられていません。毎日気にして生きています。
お話がそれましたが、そんな変身願望というのは、男女関係なく、多くの人が持っているのかなと思います。
それは、外見である場合もあるでしょうし、
“仕事で大成功した俺“ への変身や
“会社から解放されて自由を手に入れたワタシ“ への変身や
“ダメンズから卒業して、溺愛されるワタシ“など
パターンはさまざまかと思います。
そんな、変身願望といえばやはり
『シンデレラ』
でしょう。
シンデレラは、魔法使いの手によって、美しいドレスを手に入れ、舞踏会へ。
王子様に一目惚れされるも、タイムリミットが。
天然かあざとくか、ガラスの靴を置き土産にし、また元の暮らしへ。
ですが、無事、王子様に見つけてもらって、晴れて王女様に。
ディズニーファンでありますので、この物語も大好きなのですが、
現代の私たちにはアレンジが必要であると考えています。
まず、シンデレラは、心もカラダも美しいのです。元々。
シンデレラが変身したのは、“ドレス“ だけなのです。
日々の努力で磨いていた素材に、爆発力のあるドレスをラッキーなことに手に入れて、
その掛け算が見事にはまり、いい成果をあげたのです。
チャンスを掴む努力を日々していたからにすぎません。
ここは、現代にも共通することかと思います。
そして、なにかしらアレンジが必要なのは
“王子様が迎えに来てくれるのを信じて待つ姿勢“
ではないでしょうか。
ピュアで謙虚であろうシンデレラは、悲しみに暮れながらも、白馬に乗った王子様を待っていたのです。
これは美しいストーリーです。
が、現代に生きる私たち大人の女性は
“ガラスの靴に名前を入れておいて、王子様がググって探しやすくなるようにアシストする“
そんなマインドでもいいのではないでしょうか。
あくまでも、他者に期待はせず、でも、できることはやる。
こんな図太さ、嫌いではないです。
と、ここまで書いて私は一体何を言っているんだろうと思ってきましたが、そろそろ美容室の予約の時間なのでこの辺で。
オフもなんやかんや忙しいものです。
ガラスの靴に名前をさりげなく入れる方法、これから考えます。
それでは今日も1日お疲れ様でした◎
noriko