ジェンダーを考える日々。
通っているコワーキングカフェで&Premium の『センスのいい人が、していること。』というタイトルに目が止まりパラパラっと覗き見しましたところ、何もかもセンスが良すぎて参考にならないと思うメイク講師が16時をお知らせいたします。
どうやら“センスのいい人“には今世ではなれそうにありません。
さて、この1年ほどずっと、“自分のジェンダー“ について考えていたりします。そして先日の映画『Barbie』の余韻で、ますます拍車がかかっています。
表現しにくい部分は割愛させていただきますが、ジェンダーが2種だけではなくなった今、 そして、そのジェンダーも点ではなく線だと言いますか、グラデーションだと思ったりします。
私は生物学的には女性であり、そしてメイクの仕事をしています。
世界の先入観で、
メイク=女性
というセットがあることもあり、メイクを仕事にしているとなると、“女性ポイント“ が上乗せされます。
そして私は働きマンであるので、この職業からくるイメージがどうしても一番印象に影響します。
子供の頃からスポーツが大好きで、“家庭科や美術よりもちろん体育“ でしたが、髪は伸ばしていましたし少年漫画は読みませんので、どこからみても女の子です。
ただ、いつからか性格は結構男の子で、表現するとしましたら、
“活発な女の子“ でしょうか。
生徒会長をしたりソフトボール部のキャプテンをしたり、活発です。
でも好きになるのは男の子ばかりなので、ここは女の子です。
そして、私の最愛の両親は、いい意味で、古き良き男女です。
ちょっと変わり者で口数の少ない父と、陽気で家族思いの母と。
いつも周りのサポートにまわる母の口癖は、
『のりちゃん、一旦口から出た言葉は戻ってこんけんな。』
と、誰かを傷つけそうな言葉は、どんなに感情的になっても飲み込みなさい。
というニュアンスでしょうか。
そんな両親を尊敬していることもあり、活発な女の子でありつつも、根底には、
女性は男性を立てるもの。3歩下がるのがいい女。
と認識して生きてきました。
独立して働きマンなせいか、野心家と揶揄されることもよくありますが、私の中では、「3歩下がってるのになぁ」と違和感がありました。
今までのボーイフレンドの皆さんを思い返しても、王様系の方がほとんどです。
そして彼らの無茶を聞くのは、結構なんでもないと言いますか、むしろフィットしている感じです。
とこんなふうに、自分の外見の好みや、好きなものの傾向、好きな男性の傾向と、バラバラであると感じていました。
これらを一つの枠に入れることができないんだなと知る感じです。全てはグラデーションと言いますか、レベルと言いますか。
前置きが長くなりました。
ボーイフレンドの皆さんに、“女性らしさ“ を求められがちであることに、さほど違和感がないと思っていたことが、先日の『Barbie』で覚醒してしまいました。
えっと、
全然、嫌でした。
(40歳にして気づく)
そうかぁ。私てやっぱり、“男の子より“だよなぁ。
アートよりスポーツが好き
お酒が好き
筋トレが好き
仕事が好き
ヒールよりスニーカーが好き
ブラウスよりTシャツが好き
でも、お肉よりスイーツが好き
ヨガが好き
ピンクも好き
香水も好き
とても曖昧ですが、“女性らしさ“を求められることは
結構嫌
ということは確定しました。
という訳でBarbieの後、5年以上のお付き合いだったボーイフレンドにお別れを告げました。(急)
そしてたまたま、もう何年も連絡のくる元ボーイフレンドからBarbieの後チャットがきて、それにも反応してしまい、もう連絡してこないでほしいと初めてお伝えしました。
なんやかんや“お利口“に対応していたことが一気に嫌になったのは、彼らが何か悪いわけでは全くなく、
“女性らしさ“ を求められるのが嫌なだけですが、私は水を得ました。
と、そんなタイミングで髪を切る予約の日に。
ロングヘアの方が好きな彼らに媚びるために伸ばしていたんだろう髪をバッサリ切ってみることにしました。
(先月20cm、今回20cm、累計40cm)
するとなんともまぁ、しっくりくること(!)
そして、彼に痩せないように言われていたことで控えていたハード目なヨガを久々に。
え
最高に気持ちいいやん。
峰不二子ボディなんてなりたいとも思っていなかったのに、なぜかそれを目指さなければならないと思い込んでいたことから解放されて(頑張ってもなれませんが)
腹筋のラインのしっかりあるボディを再度目指そうと奮闘中です。
この短い髪が、お気に入りの lulu lemon のヨガウェアとよくあうこと♡
長々書いてしまいましたが結論
自分のジェンダー観を、リセットいたしました。
と、いうわけで、New Hair , New Me ♡
メイクもです。
誰でもみんなが女性らしいメイクをする必要はありません。
あなたには、あなたにフィットする『具合』が必ずあります。
いつか見つかるといいですね。
お手伝いさせてくださいませ。
さて、今日も1日よくがんばりました。
今からはゆるーり、アトリエ業務です。
(今日は絵を描いたりする予定です。)
それでは今日も1日お疲れ様でした◎
noriko
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