リップとチラリズムのお話。
「最近リップを塗っていなくて。。」
メイクレッスンでは、やや申し訳なさそうに、そうお話になる女性が多くいらっしゃいます。
マスクな日々に、メイクへの意識が薄れてきて当然で、さらに、色移りが特に気になるリップは、どうしてもネガティブな気持ちになることも。
マスクをつけることが当たり前になった今、メイク、とくにリップの意味が大きく変わったように感じます。
R辞典2021でも触れていますが、今、リップメイクはその人の
"美意識"
を表現していると感じます。
塗らなくても誰かに見られない。
たとえ何かのタイミングで見られても、マスクのせいにして塗ってないことにさほどのマイナスはない。
という環境にも関わらず、それでも美しいリップメイクをされている方に出会うと、はっとします。
これは、ランジェリーの存在とよく似ていると感じます。
ランジェリーは、(日常では)人に見せません。
上から服を着ればその瞬間に、なかったことになります。
ですが、ふたした瞬間に誰かの目に触れることがあります。
ヨガスタジオの更衣室で。
鎖骨の空いたニットから紐がチラリと。
薄手のシャツからほんのり透けて。
トレーニングの際のピッタリとしたレギンスのヒップラインに。
もちろん突然のデートの時も。
日常ではない、といいながら、これらは日常であると思います。
そんなふとした瞬間のためだけに、お気に入りのランジェリーを見に纏うことは、
"美意識"
または
"自己満足"
ですね。
ここに、隠されたものを見たくなる本能も加わって、
不意にマスクを外した時の美しい唇には、それはそれは破壊力があると感じます。
むしろ、特別な人にしか見る権利のないリップ。
リップはチラリズムの世界に仲間入りを果たしたようです。
(つまり無敵)
となれば、今こそ、リップメイク。
かも、しれませんね◎
(赤いリップを塗ろう、という意味ではありません。)
ちなみにわたくしごとですが、
かれこれ10年以上、365日Tバック着用です。
(気合い)
パンツやレギンスにひびくのが気になるので、毎日Tバック。
(ミランダ・カー様は、デートのときはガーターベルトを着用しているという記事を見て、ひととき真似してみましたが、それは私はなんか違いました。笑)
冬場のボディスクラブも気分を高めてくれるので愛しています。
マスクでもリップメイクします。
ひとつむすびにする時もヘアアイロンします。
海に行かなくてもトレーニングでカラダを鍛えています。
と、自分の頑張りをアピールしたところで話を戻します。
一瞬にして心を奪う、美しいチラリズム。
毎朝のリップメイク(たった1分)で、叶いそうです。
リップ塗るのめんどくさいなぁ、と思ったら、こんな視点で楽しんでみるのもいいですね◎
何事も、楽しんだもの勝ちです♡
さてさて、今日はすこーし遠出。
(とあるチラリズムの仕込みのため)
それでは今日もステキな1日を♡
noriko
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