京都で禅とVOLVOのオープンカーと。

いろんなところに出張にいかせていただきますが、それは視野を広げたいからなわけですが、移動や宿泊はできるだけそこに思考を使いたくないので、できるだけテンプレ化したい派なのですが、大阪のホテルの宿泊頻度が極端に高いのでサービスアパートメント感覚に(私側は)なっておりますメイクアップアーティストが9時をお知らせいたします。
今朝チェックアウトで今週末またチェックインなのですが、ダメもとで、ヨガマットとフォームローラーの大荷物を次まで預かっていただけませんかとお願いしてみると、いけました。仲間意識すら芽生えます。
さて、盛大に私事で恐縮ですが、昨日、39歳のお誕生日を迎えました。
(おめでとうメッセージはお気持ちだけありがたく頂戴いたしますのでお気遣いなく。インスタにお誕生日的に書くといろんな方に気を遣わせてしまいそうなので、ブログでだけ書かせていただくことにしました。こんな顔してますが気を遣って生きています。)
先日のブログに書かせていただいてから、今年のお誕生日はどうしようかなとずっと考えた結果
坐禅
に行ってきました。
京都まで。
午後までPersonal Make Lesson がありましたので、お仕事終わりに一眼レフだけ抱えていざ京都へ。
方向音痴には自信がありますので、かなり余裕を持った時間でゆったり向かいました。
新大阪⇄京都って20分ぐらいなのですね(!)
JRと地下鉄とタクシーを乗り継ぎ、もちろん数回道に迷いましたが、かなり余裕な時間に到着。
NICE
と心の中で唱えながらお寺に入りますと
え。
広。
お寺の中で迷子になりました。
お寺っておっきいんですね。
そして無事、坐禅を体験できる大仙院という場所へ。
国宝だらけの建築やお庭に、一気に京都にきた感じがしてきました。
が、まさかの撮影禁止とのこと。
このためだけに一眼レフ持ってきたのに。
今日の記事の写真のあてが外れました。
気になる方はぜひググってください。
枯山水がそれはそれは美しい、大徳寺というお寺の中の大仙院という場所です。
建築やお庭の説明をしていただき、さぁ、禅の時間に。
三人組のリュックのおじさんたちと、上品な女性と、私の5人でした。
お寺での禅は初めてでドキドキ。
和尚さまが登場され、少しお話を。
禅のルール(流れ?)をご説明してくださいました。
禅といえば、の、あの木の棒みたいなやつの叩かれ方を教えてくれたのですが
ばちーーーん!
え。
怖すぎる。思ってたのと違う。
まさかの、あの“叩く“ が恐怖すぎて、もはや禅どころではなくなり
動いたらあかん
に縛られてしまい、また昨日は自病のめまいが少しある日で、時にふらついてしまったわけですが、とにかく叩かれたくない!という意識で、稀にみる集中力を発揮できたかと思います。
20分の禅を2回。
そして、なんとあの“叩かれる“は挙手制もあるとのこと。
(実際には、和尚さまが前を通られた際に、合唱するのがその合図です)
そして、お一人お一人、挙手されては
ばちーーーーん!
という音が鳴り響くわけですが、早く終われ早く終われと唱えながら、無事、禅、終了しました。
セーフ
その後、お茶タイムがあり、和尚さまに、
遠慮せんと叩かれたらよかったのに、と微笑まれ固まりました。
が、皆さん口を揃えて、
あれは、音がすごいですが、とても気持ちいいのですよ
と教えてくださいました。
先に教えて欲しかったです。
“39歳のお誕生日に禅の時間を設け、自分と向き合う“
というプランが、鬼監督の部活に励むかのような緊張感で終わってしまいました。
またリベンジしたいと思います。
そして、終わりにいただいたお抹茶。
これは秀吉さまが飲まれたという、“3回いいことが起きる“と言われているお抹茶だそう。
やっと、お誕生日に来てよかった、と思った瞬間でした。
そして夕暮れの中、帰りは駅までテクテク歩いてみることに。
やっと心落ち着き、むしろ今が禅の時間かと思う感じで無の心で歩いていると、
全然着かない。
思っていたより何倍も駅が遠く、心折れかけたところ、
数m先の何もない道路沿いに、VOLVOのオープンカーに乗ったおじさまが、すっと駐車。
まさか、
秀吉のやつ