大人がメイクをするかどうかは、個人の自由なのか。
長めの出張から帰ってきたら筋肉とモチベーションを目覚めさせるべく、パーソナルトレーニングに通っているメイクアップアーティストが12時をお知らせ致します。
昨日はみっちりトレーニングでした。トレーナーさんが彫刻みたいなカラダをしています。
さて、ふとしたディスカッションをテレビで目にしました。
大人はメイクをしなければならないのか?
メイクはマナーというのは、ジェンダーバイアスもしくは悪き慣習なのか?
私はテレビをみることはほぼないのですが、メイク、と聞こえてきてふと、流れているテレビに目が止まりました。
コメンテーターの方々が、それはそれはもっともらしく、眉間に皺をよせて賑やかなディスカッションをされていました。
メイクアップアーティスト目線で申し上げますと
どちらでもよろしいのではないでしょうか。
メイクをするかしないかなんて、わざわざディスカッションするようなことではありません。個人の自由です。
「メイクをしないということも、個人の自由だ!」
と、
大きな声を出していらっしゃる方のほうが不自然な気がします。
このようなディスカッションは大小あれど、よく耳にします。
ストッキングも似ている気がしますね。
もっと視座を上げられればいいと思うのですが、
ただのバランス感覚では?
です。
例え話をしましょう。
メイクをするもしないも、個人の自由です。
そして、どんな仕事を選ぶかどうかも、個人の自由です。
そして、その職場での自分がどのポジションを狙うのか、それも、個人の自由です。
メイクをしろなんて言われたくない!と思うのであれば、メイクをしなくていい仕事を選べばいいだけです。
または、メイクをしたほうがいい空気の職場を選んだ上で、メイクをしたくないのであれば、もちろんそういう評価になるだけで、それでもいいならそうすればいいだけのお話です。
これはメイクに限ったお話ではありません。
マジョリティ的に、成功しているビジネスパーソンは早起きである、みたいな空気が確実にあります。
グローバルカンパニーのCEOみたいなひとたちの名前を羅列して、彼も彼も5時に起きている、みたいなことをよく聞きます。
そしてそれが日常に落とし込まれ、早起きしている人たちは、意識が高い、みたいな雰囲気になります。
そして、朝弱いひとたちがダメ扱いに近くなり、
みんながみんな朝起きれると思わないでほしい!
みたいな反発が起きたりします。
どちらでもいいと思います。
朝早く起きたけれれば起きればいいですし、眠いなら寝ていればいいと思います。
問題はそこではないと思うのです。
早起きすることが価値を生み出すことと直結しません。
早起きは手段だからです。
夜型で価値を出せるならもちろんそれでいいわけです。
ただ、体育会系な朝早い人がそれだけで評価される職場に入ってしまったのなら、夜型の方は朝型の方よりもっと価値を出さないと、歪んだ評価を受けてしまう可能性が高いですよね、ということだと思います。
わたしたち女性は、メイクをさせられている!
と抗議されている人をモニター越しにみて、そんなことを考えさせられた朝でございました。
ちなみに、私個人は、メイクをします。
自分の素顔が美しいと思っていないからです。
お腹周りのお肉が気になる方がシャツインをしないように
二の腕のお肉が気になる方がノースリーブを着ないように
太もものハリが気になる方がスキニーパンツを履かないように
わたしは自分の顔にメイクをするだけです。
素顔に自信があるならメイクをするか?と聞かれたら、わかりませんが。
(それはたらればですのでスルーします。)
というわけで、メイクをお品の良くない番組でネタにされて、ちょっとアンテナが立ってしまいました♡笑
メイクをするかどうか、yogaをするかどうか、読書をするかどうか、お仕事を頑張るかどうか。
個人の自由ですね◎
自分が納得いく選択をして生きていきたいものです。
さてさて今日は急遽とある美術展へ◎
来週開催するKAZU.さんの個展のヒントが見つかればな、と、美術展を覗きに行ってまいります◎
それでは今日もステキな1日をお過ごしくださいませ◎
noriko
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