大人の“夢中“の探し方とは。
- norikokagawa
- 5月30日
- 読了時間: 4分

よし今日はカフェに篭って仕事をしようと、夕方からは映画も観るしとその近くで選んだカフェのWi-Fiが激弱でしばらく粘ってみたのですがこれは色々効率が悪すぎると諦めて隣にある百貨店に移動してそれはそれは快適になりましたメイクアップアーティストが福岡の伊勢丹こと岩田屋から13時をお知らせいたします。
All you need is Wi-Fi です。
さて、そんなLoveぐらいWi-Fiを求めて生きておりますが、先日のPersonal Makeup Lesson の一コマ。
『やっぱりピラティスが好きなので、今はピラティスの勉強に時間を使いたいと思っていて。』
ピラティスのインストラクターをされているお客様は全国でちらほらいらっしゃるのですが、皆様熱量が素晴らしいです。
先日の彼女は、少しの期間、少しだけピラティスと距離を置いていらっしゃったのですが、その期間にやっぱり好きだと気付かれたご様子。
“やっぱり好き“ と気づいた大人のエネルギーってすごいと思うのですが、彼女は今まで以上にキラキラと輝いて見えました。
いいなぁ素敵だなあ。
陰ながら、全力で応援したいと思いました。
そして最近は60代の美しい人たちが気になっているのですが、美容ジャーナリストの天野佳代子さん、元メイクアップアーティストの藤原美智子さんなど。
お二人ともおそらく68歳(!)
それはそれは衝撃の美しさですが、何より彼女たちに惹かれるのは
“夢中“ に見えるからです。
天野さんのYouTubeは今過去回から全て追いかけていっているのですが、本当に美容がお好きなんだな〜
と、メイクを施されているときの表情などはまさに少女です。
藤原美智子さんは、今バレエのレッスンに夢中とのこと。
週に2回のレッスンは、仕事よりも優先するとおっしゃっていました。
もちろん彼女たちが眩しいのは、今までの長い長いキャリアがあってこそです。
美容メディアの編集長や、時代を牽引したメイクアップアーティスト。
私からは想像もできないほどに、過酷でドラマティックな半生だったに違いありません。
その時もやっぱり“夢中“でいらっしゃったと思いますし、そして今70歳を目前にしても“夢中“だと目を輝かせておられるのです。
“夢中“ に勝るものはないのであろうと小さな衝撃を受けました。
何事も“好き“には勝てないとよく言われますが、好きの最上級、“夢中“。
ふと自分はどうなんだろうと考えさせられました。
この10年を振り返っても、その10年前を振り返っても、私はいつもどこか淡々としているのです。
もちろん、“必死“に生きているのは間違いないのですが、“夢中“ではないように思うのです。
メイクの仕事も大好きで、どうやればもっと喜んでいただけるのか、をずっと探求しています。
24時間365日、お仕事のことを考えていると言い切れます。
でもこれがなんだか
“夢中“というワードがフィットしないのです。
“真剣“ “必死“が近いです。
この違いってなんだろう?
と思った時にきっと
“ピュアさ“
や
“無邪気さ“
といったエッセンスなのかなと思いました。
または
“盲目さ“
でしょうか。
例えば大恋愛をした若い頃のような。
後先は考えられないぐらい、目の前のことで頭がいっぱい。
判断力が低下するほどに、心を奪われる経験。
きっと一度は誰にでもあるはずです。
が、大人になるにつれ、その盲目さの代償の大きさを知ってしまい、どこか冷静になってしまうのでしょう。
転ばないように歩くのです。
そうしているうちに “夢中“ もどこかに置いてきてしまったのではなかろうか。
そして私は、ワーカホリックとかでは全くないのですが、できる限り自分の持っている時間をお仕事に使いたいと思っています。
この10年間はそれなりにいつもボーイフレンドはいましたが、そうでない今、こんなにも仕事に時間が使えるのね!と少々自分でも驚いています。
この快適さを知ってしまえば最後、もう中々戻れそうにありません。
(いや、オファーがないだけといえばそうなのですがそれは横におきます)
でもなんでしょう、これが夢中かといえば、なんだか違うのです。
そして、私は今この自分の働き方を悪いと思ってはいません。
変えるつもりもありません。
でも、“夢中になれる何か“ は、ちょっと探してみたいなと思っているのでありました。
今年からとある新しい趣味を始めてみようと計画中なのですが、いかんせんこのライフスタイルですので、趣味を始めるにしても色々調整が必要ですので、ちょっと頑張ってみます。
“夢中“になれるといいな。
あなたは“夢中“な何か、ありますか?
それでは午後からも素敵なひとときをお過ごしくださいませ◎
noriko
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