年功序列?終身雇用?
シンガポールで風邪をひいてこれはだいぶ高熱やなとホテルの方に体温計をお借りしようか迷いましたが、測ったとて、こちらの病院にいくのはとてもハードルが高いですしそもそも明日帰国だしこれは心を無にして寝ようとひたすら耐えたメイク講師がチャンギ空港より朝6時をお知らせいたします。
持参しているロキソニンは、入国の数時間前に飲もうと思いそれまで発熱しておこう(殺菌?)という作戦に出ましたが、今朝はだいぶ回復していました。死ぬかと思いました。
さて、健康優良児41歳、体調を崩すことは滅多にないので、年に1〜2回発熱することがあるのですがその際はこれでもかというぐらいやばい感じになります。今回もかなり焦りましたが、自己流回復術で2日でやや完治しました。あと少しです。
と、そんなわけでシンガポールで購入したユニクロウルトラダウンがここにきて随分役に立っています。機内は極寒なので、これをきて空の旅と参りたいと思います。
機内でやりたいことはいくつか用意しているのですが、シンガポールから帰国する際はいつも、今回の出張の振り返りに時間を充てます。
Personal Makeup Lessonの検証や、シンガポールのメイク市場の分析や考察や推測。次回までにアップデートしておきたいこと。
こう見えて(どう見えて)結構ロジカル人間なので、毎回真面目に色々分析しています。
メイクに限らず、シンガポールに住む方々のことを色々考えるのですが、今回は就労ビザに関してのことを色々考えていましたので機内ではその続きとまいりたいと思います。
日本に生まれ日本に住んでいると、“ビザ“ という存在が結構遠いかなと思います。
(私ももちろんその一人で、ビザ?クレカの?というレベルでした)
パスポートを所持している国以外で働くことのハードさは、これは経験したことのある人にしかわからないと思います。
そして、日本人は年々、海外でのビザ取得の難易度が上がってしまっているのも事実。
そのせいで、アジア圏であっても、日本人を雇用してJapan を付加価値にするモデルが、かなりのスピードで難しくなっていると感じます。
そんな中でではどうするのがいいのか?
そんなことを色々考えてとあるいいプランが浮かび、シンガポールの法人さんにプレゼンさせていただいてきたところでした。
(結果はひとまず上手くいきましたので、またいつかこのお話はさせてください。)
と、そんなビザ問題から派生して、ではパスポートを持っている日本で働くことはイージーモードなのか?という問いになるわけですが、
ある意味Yes である意味Noなのかなと。
もちろん、母国語が通じて、生まれただけでビザを取得したようなもので、セーフティネットの手厚い日本で働くことはイージーモードではあります。
しかも、日本の古き良き(?)終身雇用・年功序列システムは、確実にまだ存在します。
が、どう考えても、この2大ボーナスはそのうち確実になくなるわけで、そうなると、この2大ボーナスを信じて疑わなかった私たち日本人は、数年後には緩やかなパニックになってしまう方も増殖するのも間違いなし。
という意味では、ある意味ハードモードなのだと思います。
海外で働くにしても、日本の恩恵にあやかるにしても、いずれにせよ、それぞれにハードモードだと言えると思います。
つまりは、自分次第。
変わり続ける環境を捉え、受け入れ、柔軟に対応できるレジリエンス力が必要なのだと感じます。
だって、未来は誰にもわからないのですから。
将来を憂うこともないし、気も抜かない。
今付近に集中していつでも動けるようにしておくこと。
これが実は一番保険がかかっていると思うのは私だけでしょうか?
と、こんな景気のいい国でこんな渋いことを考えているのも私らしくていいものです。
さて、そろそろ登場準備です。
6時間少々のフライト、楽しみたいと思います。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ◎
noriko
写真は本文と関係ありませんが、シンガポールのセブンイレブンでウォーキングの途中で買った小さいお水です。
何mlか忘れましたが一口でなくなるサイズです。日本円で大体300円ぐらいでした。
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