試練・・・

シンガポール出張の飛行機はいつも寒さとの戦いで、極暖のレギンスやダウンを着込んで過ごすのですが、とはいえ搭乗するまではそんなに寒くないので、いつも搭乗ギリギリで、ささっと着替えたりするのですが、目の前に上品な日本人のお兄さんが座っているのでどうもそれができずにいますメイクアップアーティストがシンガポールはチャンギ空港より22時をお知らせ致します。
私はやはりしっかりと日本人であると認識しました。
(と空港で記事を書き始めましたが書き終わりましたのは翌日22時の青山です)
さて、そんなシャイなこの頃ですが、(そもそも人前で着替えてはいけない)今回のシンガポールはめまいがするほどタイトスケジュールでした。
これは実はとある検証でして、わかっていて計画したことでしたが、やはりいっぱいいっぱいになっております。
ですが、欲しかったデータは取れたので、ミッションコンプリートです。
海外で、母国語ではない土地で、法律も言語も文化も気候もなにもかも違う場所で働くということ。
改めて、試練であると感じました。
シンガポールでの活動も3年目。少しずつ慣れてきてちょっと麻痺してしまっていることもあり。
先日後輩に
『norikoさんでも試練な場面あるのですね』
と言われてびっくりしました。
試練しかないのですが。
確かに、自分より先を歩く人のことは、誰でもそう見えるのだと思います。
私も先輩方におそらくそう思っていると思います。
そして、3年前の自分からは想像もできないぐらい、シンガポールでの活動はコツコツ継続できています。
が、今回ももちろん課題だらけでした。
Instagramやブログは事象をある方向から切り取って描きます。
そしてこれは、記事に限らず、誰かとの会話でも同じだと思います。
なぜなら。自分のことを0〜100まで聞きたいと思ってくれるひとはいないからです。
複雑に起こっている事象を、そのオーディエンスや相手によって、どの部分をどう切り取り描くのが適切なのかを
私たちは自然に取捨選択しているのだと思います。
長くなりましたが、つまり、シンガポールで起きている渋すぎることや笑えないことは、記事になることはあまりないという訳です。
と、よくも悪くも後輩から私にはハードモードなゲームはないのではないかと予測されたことにアンテナが立ち、
楽しいこと・胸が躍ること・そして厳しいこと、どれもバランスよくあったような気がしますが、やはり試練のシェアの方が高いなぁとこの3年のシンガポールの活動を少しだけ客観的に振り返ったことができた夜でした。
全ては自分との戦いなのは、ヨガと同じ(ヨガは戦いませんが)。
そんなわけでメイクとヨガとお酒を楽しんであっと言うまに帰国。
フライトではよく寝られず、ホテルに帰ってきてシャワーを浴びたら寝落ちしておりまして、大爆睡。
残っているお仕事をダッシュでもろもろ進めて、やっと落ちつきました。
明日のPersonal Makeup Lesson の準備もバッチリです。
体調も頭の中もほぼ整ってきましたので、明日に向けてさらに心身をクリアにして寝たいと思います。
それでは今日も1日お疲れ様でした。
noriko
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