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2年越しの恋のような。









思えば、彼に恋したのは3年前。






美容部員時代のかわいい後輩のSNSになんともキュートなアートが出現しました。




素敵な絵を描く男の子がいる。




思わずいくつか彼の作品を注文させていただきました。













彼女と一緒に百貨店のコスメフロアで働いていたのは、もう10年ほど前。




その後、それぞれに転職したり結婚したり。





マネージャーと言う立場だったにも関わらず、そして、長く続くスタッフ不足で職場環境は嘘でも良いと言えない中、私は自分の夢のために、職場を卒業することを決めました。



スタッフのみんなに恨まれる覚悟で決めた卒業でしたが、彼女たちは笑顔で応援してくれました。






(そんな彼女たちには、一生恩返ししないといけないと密かに思っています)








そんな彼女とは、特に密に繋がり続けていたわけではなく、“SNSで繋がっている“ 程度の距離感が数年。



そんな中、突然素敵なアートをきっかけに、また彼女と関わることができてきました。









そこから、彼の新作が出るたびに作品を購入させていただき、いつの間にか、サロンに飾れないほどの数になってきました。





そして、彼女にふと提案を。








彼の作品をもっとたくさんの人にみてもらえるように、個展を開催しては?

会場はもしよければぜひatelierR を使ってね。

運営ももちろん手伝うよ。










組織で働く彼女たちなので、どうかな?

とも思いましたが、そんな提案に彼女も彼女のボスも歓迎してくださり、準備を始めました。








何かイベントを誰かと主催する場合、

かなりの確率で、“私がほとんど動くことになる“ ことが多かったという過去の経験から



今回もあれをして、これをして・・・


結構大変かな・・・





とやや覚悟をしていたのですが、彼女はびっくりするぐらい、精力的に動き回っていました。



体力が神がかっている彼女らしく、仕事終わりにあちこち走り回って、アナログな広報活動を毎日。




もちろん、その活動に“残業代“みたいなものはなかったはずです。







組織に対して、待遇や環境の不満をいう人がこんなにも溢れかえっている中、彼女はいつもニコニコと、

彼の作品を知ってもらうために、ひたすら、自分の時間を費やしていたことに、かなりの衝撃を受けました。







会社員でこんな人(しかも女子)っているんや。

(ちょっとおかしいのかな?という小さな心配までしました。笑)










そんな彼女とあれこれ準備を進めていた中、そうです、パンデミックが。


ギリギリまで迷いましたが、苦渋の決断。


個展の延期を決めました。







2人して悔しい悔しいと言いながら、でも一番悔しいのは、きっと彼ですから。



前向きに。










そして“半年後に延期“としたものの、私の中で、またもし次回も延期になったら、きっと彼を悲しませることになるだろうという思いから、






“世の中がどんな状況になったとしても影響を受けない方法で個展をしよう“





と言うことで、








『atelierR と彼のタイアップで、絵本を作ってオンラインで販売しよう。』







と彼女に持ちかけました。











そんなきっかけで、企画が始まり、atelierR 5周年記念として、





R辞典 〜世界に1冊のメイク辞典〜




ができました。





私は、メイクの仕事をしていながら、つまり、“視覚“ に訴える仕事をしていながら、

“言葉“の力を信じています。



そして、メイク本といえばもちろん“写真“ が命なのですが、そうではなく、“イラスト“でメイクに関するメッセージを届けよう。



さらに、英訳も載せて、世界中に届けよう!



と言う壮大すぎるビジョンを掲げ(笑)、




さらに、atelierR らしく、“世界にたった1つだけのもの“にこだわって。








R辞典とは、AtoZの、まさにメイクに関する辞書にしたわけですが、

最後の1ページは、



“その人のためだけの1ページ“




になっています。






オンラインで、お一人お一人ヒアリングを行い、そのひとのためだけに1ページを手書きで書き込み、


R辞典 は完成するのです。




(我ながらいい作品です)











と言うわけで、そんなR辞典の挿し絵を彼にオーダーさせていただきました。








まさに、R辞典のオーダーは北は北海道から南は沖縄まで(笑)


オンラインにしてよかったね♪という結果に彼女と喜びあいました。




彼も、彼のご家族も喜んでくださり、我ながらいいアイデアでした。(2回自慢します)






そして、次回はリアル個展を開催しよう!

と計画した、この春の個展。








・・・・またパンデミック。

(パンデミックというか、徳島だけのパンデミックです。嫌味です。)







と、またまた個展の中止に、半ば心折れかけていました(少なくとも私は)。











いつ彼の個展を開催できるのか。


“少し遠い未来のお楽しみBOX” に収納したところでした。