センスよりも場数、と思う日々。
ビーチでの朝ヨガから1日を始め、そして夕方にお仕事を終え、夜はゆったりワインやクラフトビールをお気に入りのバーで楽しむ、というライフスタイルが最高に好きで、そのために毎シーズン沖縄に出張にきておりますが、今朝も5時に起きていつものビーチにテクテクいったところで、ビーチが大規模改修工事中で1歩も砂浜に入れませんでしたメイク講師が12時をお知らせいたします。
この砂浜のために沖縄に来ていると言っても過言ではないのですが、さて明日からどうしましょう。
さて、Personal Make Lesson の際の、お客さまのお声ランキング上位に入るかなと思うご感想に
『これ、自分でできるようになるのかな』
というのがあります。
その回答は
『大丈夫です。いつか必ずできるようになります』
かなと思います。
atelierR Personal Make Lesson は、複雑なステップや多数のコスメを使用するわけではありません。
“毎朝のメイクが少しでもシンプルに、でもステキに仕上がるように“
設計されています。
なので、“誰でも必ずできるテクニック“だけだと思います。
レシピも解説書もその日にお渡しするので、翌日から再現可能です。
が、現実にそうではない部分もあります。
それは、“細かなところ“ や “自己流のクセがついてしまっているところ“
かなと思います。
シンプルステップを丁寧に。
というメイクレッスンなのですが、こう聞くともちろんだれにでもできそうですが、この
“丁寧に“
が確かに取り扱いが難しいと思います。
ファンデーションの伸ばし方、アイシャドウブラシの使い方、ビューラーの使い方、チークの入れ方、アイブロウのぼかし方、マスカラの重ね方・・・
“完璧にできなくてもokだけれども、マスターすると劇的に垢抜ける“
みたいなポイントが多数盛り込まれていると思います。
そして、このあたりのテクニックは、
“場数“
で必ず上手になります。
私自身、美容学校を卒業したわけではないので、美容業界に就職した時には、周りが呆れるぐらいメイクが下手でした。不器用で、センスがない。(致命的)
新人研修の際、ガリ勉なので筆記は全部の試験を1位でクリアしましたが(自慢です)、技術が目も当てられない成績で、随分と足を引っ張ってくれました。
店頭に配属されても、とにかくメイクが下手、センスがない。顔が古くさい、太っている。など。
とにかくいろんな意味で華のない美容部員でした。
そのため、当時の私を知る人たちは、今私がこうやってメイクの仕事で独立していることは、信じられないようです。
そして、自分でもそうだと思います。
では、なぜ、自分の腕だけで独立して活動していくことができるまでになったのか。となるわけですが、答えは至ってシンプルです。
頑張りました。
以上です。
頑張り方には色々工夫は必要かもしれませんが、自信を持って言えることはただ一つで、とにかくたくさんメイクの練習をしました。
つまり、“数“ です。
センスはそんなに簡単に磨くことはできないと思うのですが、“技術“は必ず向上します。
これは大袈裟ではなく、本当に、場数、なのです。
つまり、どんなにメイクが苦手だとしても、毎日毎日意識してメイクと向き合えば、“技術“は必ずついてきます。
ただ、レシピを考える、というところは結構難易度が高いので、そこはお客さまにも頑張りましょうとはいうことはあまりありません。そこへの投資は少しばかり効率が悪いです。
なので、レシピは私にお任せください。
でも技術は、毎日の練習で確実に向上します。
というわけで、
『自分でもできるようになるのかな』
の問いへの回答は
『はい、必ず、いつか、できるようになります』
です。
大丈夫です。センスがないと何年も笑われてきましたが、私は今、ブランドの看板を借りずに、自分の技術だけで活動できています。
頑張っただけです。センスは重要ではありません。
(もちろん、メイクアップアーティストになる、など、の場合はもちろんセンスは重要になりますが、それでもセンスだけで成功されている方はいらっしゃらないと思うので、いずれにせよ、場数が大事です)
と、いうわけで、センスよりも、毎日コツコツ意識してメイクと向き合うとことが何倍も効果的。
ということを、根性論ではなく、冷静にそう思っておりますというメッセージでした。
あなたは、センスがなと諦めてしまいそうになっていることはありますか?
それでは今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ◎
noriko
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