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プロフェッショナルに委ねる幸せ。


photo by yuki san












何をやっても、1番が取れないこと。


飽きっぽくてミーハーであること。


最後まで粘り強く拘れないこと。












子供のころからのコンプレックスでした。

(コンプレックスというかただの努力不足)







第一希望の大学に落ちることが恥ずかしくて、第二希望の大学がさも第一希望だったかのような顔をして入学して



その中で埋もれる自分を認めたくなくて手抜きで卒業して



やりたいこともみつからず、でもそれなりの企業で働くことが嫌で、フラフラして




流れで飛び込んだ美容業界でも、早々にキャリアアップの天井が見えて




一念発起して他業界に挑戦するも、ここでも大した者には慣れないと自分を知り




結婚に逃げたつもりがまったく適さず








いつも何かを言い訳にして本気を出せないでいたわけですが、



ふとした出会いがありました。






『ミーハー仕事術』



トランジットジェネラルオフィスの中村貞裕さん。






きっかけは忘れたのですが、中村さんの講演会にお邪魔して、ご本人の経歴をお聞きしたわけですが、






目から鱗











(中村さんと自分が同じだなんてもちろん思っておりませんが)


ミーハーでもここまでやればもはやプロフェッショナル!





ジェネラリストとプロフェッショナルは対義語感はありますが、


ジェネラリストも極めればもちろんプロフェッショナルであると感じます。








この時、なんだか自分にも世の中の役に立てる日が来るのかもしれないと、根拠のない小さな未来が見えました。







メイク講師として独立した時は、メイクのキャリアは7年弱しかなく。


同期で独立している人なんてもちろんいなくて、



壮大に後ろめたい気持ちを押し殺して、プロフェッショナルの顔ができずに、またジェネラリストの顔で逃げてきましたが、



気がつけば13年。







13年続けてきたことは、少しだけ、その筋のひと、と言ってもいいのかなぁ?と思える様になってきました。







そうなると、ずいぶんと図々しいもので、



周りのプロフェッショナルの人たちへのリスペクトが日に日に増してくる日々です。








(プロフェッショナルコンプレックスが少し、解消されたのでしょう。)










前振りが長すぎましたが、









その筋のひと









にどこまでも惹かれてしまいます。









そして彼らを信頼して、委ねる。


ひたすら、信じる。







この、贅沢な体験にやみつきです。












先日完成した "caoRas" は




そんなプロフェッショナルな方々に全てを委ねるという最高に贅沢な体験を8ヶ月以上かけて、味わわせていただきました。






































*ブルワーの男の子たちが実はかなりの肉体労働で、ちらりとのぞく二の腕やふくらはぎの筋肉が素晴らしいと気づいた夏の終わりでした。余談でした。リスペクトです。

















キックオフ


マーケティングミーティング


テイスティング


仕込み


調整


デザインミーティング


管理


セールスミーティング


仕上げ


完成♡









せっかちな私にもめんどくさがらずに付き合ってくれたブルワーのみなさん


いつも大きな器で安心させてくださったsizentoさん









全方位大好きすぎました








そして完成したビールのお祝いにと、フードデザイナーのyukiさんが、ビールを作る際に出るモルトかすを使った、美味しいスイーツを作ってくださり










photo by yuki san






大好きなグノシエンヌさんが、試飲会のギフトに相応しい香り豊かなバラを探してくださり