自分に自信がないのはなぜだろう。そしてそれは悪いことなのだろうか。
- norikokagawa
- 7月25日
- 読了時間: 3分

こう見えて〇〇歳なんですと自ら言っている人って結構年相応に見えてるよなと思ってしまうメイクアップアーティストが青山より13時をお知らせいたします。
自分もそう思われないように年齢はやはり自分からは触れずに生きていきたいものです。
さて、そんな性格の悪いことを思ってしまうこの頃ですが、先日ふと自分の思考の癖について考えておりました。
例えば街ですれ違う素敵なお兄様がいたとして、
「こんな素敵な人はきっと素敵な女性を好きだろうから私の人生ではこんな人と交わることはなかろう。」
と秒でそんなことを考えていることに気づきました。
これはお兄さんだけのお話ではありません。
「こんな頭のいい人は私みたいな凡人のことをきっと不憫に思っているだろうから仲良くなれる日は来ないだろうな。」
「こんな誠実な人は私のようなチャラチャラした人を受け入れないだろうから特別な関係になることはなかろう。」
我ながらなんて卑屈なのでしょう。
ですが、この思考の癖がデフォルトになっているので、この姿勢を卑屈だとかネガティブだとかすら思っていません。
本当にナチュラルに、一瞬でこんなことを考えている毎日なのです。
我ながら、自信のない女です。
昨今。
自己肯定感ムーブ、自信を持とう!ムーブな感じですが、確かにパリに行った時、パリの女性はみんな自分に自信があるオーラでそれが素敵だなと感じました。
これは確かに日本女性は自分に自信がないと言われてしまうよなと納得はしましたが、自信ってなんなのでしょうね。
『自信がない』の正体について考えていたのですが、私は自信がない女だと思っていますが、本当にそうなのでしょうか?
例えば、今しているお仕事。atelierRはお陰様で10周年。つまり10年同じことを続けてきていますが、形は大きく変わっています。
徳島の小さなシェアオフィスから始まったatelierR。
10年かけて、今は日本全国(ちょっと盛りました)、海外でも活動しています。
初めて徳島以外でレッスンを開講したのは大阪でした。
その時のことを思い出すと、『大阪でPersonal Makeup Lesson をすること』に、それはそれは緊張していたわけであります。
東京もそうですし、シンガポールなんて当然です。
ですが、回数を重ねた今は、そうではないわけです。
もちろん毎回小さな緊張感はありますが、当時のような不安はないわけです。
となると、当時よりは自信がついているとも言えるでしょう。
では今なぜ自信がないのか。
それは、新しいことに挑戦しているからです。
できていることに不安はありませんので、できることが増えるにつれて自信がついていると言えなくはないですが、それよりも新しいことにチャレンジしてその不安や自信のなさの方が際立っています。
なるほど。
自信がついてきていることって気づきにくく、自信がないことって目立ちやすい。
たったこれだけのことなのでしょう。
もし自分に自信が欲しければ、過去を振り返ればいいのです。
私は大丈夫。だって、これもできるようになったしこれもできるし。
『できること』などにフォーカスすると自信がつくというか自信に気づけるのです。
自信がない時は、チャレンジしている証拠。
これを乗り越えれば、また一つ自信につながるに違いない、と言い聞かせるのもいいですね。
と、『自信』の正体を今はそんな風に思っているのでありました。
あなたは自信、ありますか?
または自信を喪失してしまうほどのチャレンジをしていますか?
いい感じに『自信』と付き合っていきたいですね。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ◎
noriko
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