頑張らなくていいと、私は思わない。
- norikokagawa

- 7月9日
- 読了時間: 4分

お洋服をネットで買おうとして身長と体重と年齢を入力してサイズを確認しようと思ったら想定していた1つ上のサイズをレコメンドされたことでショックを受け久々にダイエットをしようと思っておりますメイクアップアーティストが徳島より13時をお知らせいたします。
ダイエットをしようと思うと年に10回ぐらい公言しております。もはや日課に近いです。
さて、痩せる痩せる詐欺も板について参りましたが、パリ旅から帰ってきて体重を測ったところ、この10年の間で最も増量されておりまして衝撃でした。
ルッキズムだなんだという風潮はもちろん素晴らしいことだと思いつつも、自分が太るのはやっぱり辛いのが本音です。
そして、私はメイクのお仕事をずっとしているので、自分自身にもずっとメイクをしているわけですが、かといって、メイクをしない女性たちについてはなんとも思いません。
その人の選択ですので、すればいいのにとも、しなくて素敵とも思いません。
しない人なのだな。で以上です。
ただ、美容を仕事にしている人となるとお話は別です。
昔、atelierRが主催するビジネスクラス的なことの説明会にノーメイクでこられた美容業界の女性に、この説明会にノーメイクでこられるのは私として理解できない、とはっきりお伝えしたところ、後ほどあなたを恨んでいるといったお手紙をいただいたことがありました。
確かに、私が優しくなかったのは認めますが、私はそれぐらい自分の仕事に責任を持っています。
メイク講師が人前に立つのにメイクに手を抜いて良い訳はありませんし、メイク講師が主催するオフィシャルな会にはメイクをして出席するのがマナーです(上手い下手は関係ありません。するかしないか、姿勢の問題です)
美容部員時代も、髪の根本が黒く目立ってくると上司に注意されましたし、ネイルがはげていたらバックヤードで塗り直してきてくださいなんて当たり前のお話でした。
銀行員の方がデニムで出勤しないのと同じお話です。
と、こんなお話をするととても厳しいことのような雰囲気が漂ってしまうので、空気を入れ替えたいと思います。
そして、本題に入らせていただきたいと思います。
ファッションもムードも
“エフォートレス“
が魅力的なこの頃ですが、私はやっぱり、“頑張っていたい“のです。
(他人には強要しません)
確かに私は太っていますし、メイクが毎日完璧ではありませんし、お仕事も未熟なことばかりです。
もちろん、今の状態を嘆いてばかりであることに意味はないと思っていますが、
『これでいいや』 とはどうしても思えません。
『これがいい』 とは話は別です。
先ほどのメイクのお話もそうですが、ノーメイクで生きることはその人の選択ですから『それがいい』のです。
ただ、それに納得していないのに、現実から目を背けて
『私らしく』『これでいい』と思うことって、心のどこかで傷ついていると思いませんか。
自分を安く値付けしているのではないでしょうか。
これでいいと思うなら堂々と。
そうでないなら努力する。
なのだと思っています。
そして、この考えも、あくまで私の考えです。
そんな簡単にいかへんわと思う方はその方の判断ですので『それが』いいのです。
ですが、私がこう思うということは、少なからず同じような方もある程度いらっしゃるのだと思います。
本当は『頑張りたい』
だけれども、頑張り方がわからなかったり、こんなに頑張る必要あるのかなと周りを見て不安になったり、頑張ってると思われたくないと思ったり。
そんな方には、
どうぞ思いっきり頑張ってください!
とエールを送りたくなるのです。
atelierRのお客様も様々です。
頑張りたい!と常にフルスロットルの方もいらっしゃれば、ちょっとだけ綺麗になりたい、と軽やかに通ってくださる方も。
その方の心地良い感覚で、メイクを楽しまれていると思います。
そして私はその方のその熱量に合わせたご提案をします。
大事なのは、自分で決めること。
頑張りたいさんも、抜け感さんも、みんな素敵です。
エフォートレスなパリに魅了されつつ、
いやぁ、私は日本人っぽい頑張り方、嫌いじゃないな!
と自分を肯定もしたのでありました。
(前回の記事と矛盾しているように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私の中では矛盾していません。)
「頑張っている自分が好き」なのだと思います。
でも頑張れない日もありますしそれも受け入れる。
そんなバランスでしょうか。
あなたはどんなバランスですか?
それでは今日も素敵な1日をお過ごしくださいませ◎
noriko
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